2015年・第27回労働法講座
2015/1/7
日本労働弁護団 第27回労働法講座のご案内
◆日 時 2015年2月28日(土) 午前10時~午後5時
〈受付開始〉午前9時半~
◆場 所 連合会館2階(千代田区神田駿河台3-2-11)
◆参加費 5,000円(当日お釣り銭のないよう、お願いします)
1講座(10時~12時)「マタハラ最高裁判決の意義と今後の課題」
講師 弁護士 圷(あくつ) 由美子(日本労働弁護団常任幹事)
【主な講演内容】
●広島中央保健生協(C生協病院)事件最高裁判決のポイント、活用法
●マタハラ問題の現状、被害者団体「マタハラnet」の活動、今後の課題
昨年10月、妊娠に伴う軽易業務への転換を契機とする降格を原則違法とする最高裁判決が出されました。職場における、妊娠・出産を理由とするいじめや不利益取扱いである「マタニティハラスメント」略称「マタハラ」問題は、大きな社会問題として認知されるに至りました。自らも2子の母であり、被害者団体「マタハラnet」設立の立役者でもある圷由美子弁護士から、今回の最高裁判決の意義、マタハラnetの活動、今後の対応策についてお話しします。
第2講座(13時~15時)「過労死・過労自殺の現状と防止策」
講師 弁護士 川人 博(過労死弁護団全国連絡会議幹事長)
【主な講演内容】
●過労死・過労自殺問題の現状、労災認定・裁判例の動向
●過労死等防止対策推進法の制定を受け、本当に必要な過労死・過労自殺防止の施策とは
不況下の過重労働とリストラ、職場いじめが増加する中で、過労死・過労自殺により命を落とす労働者は後を絶ちません。昨年六月、過労死等防止対策推進法が制定され、一一月から施行されました。講師は、過労死・過労自殺問題の第一人者であり、この法律の実現にも大きく貢献した川人博弁護士です。問題の現状、労災申請や裁判実務における動向について実務的な解説をいただくとともに、防止策を具体的に提言していただきます。
第3講座(15時~17時)「『ブラック企業』をなくす方法」
講師 弁護士 嶋﨑 量(ちから)(日本労働弁護団常任幹事)
【主な講演内容】
●ブラック企業被害の実践的対処法、解決事例
●ブラック企業をなくすための取り組み~ワークルール教育、福祉分野との連携等
ブラック企業による被害をなくすためには、具体的な事件を解決するだけでなく、様々な分野における取り組みが必要です。ブラック企業対策プロジェクトの事務局長を務める嶋﨑量弁護士より、具体的な解決事例に基づくブラック企業への実践的対処法に加えて、ワークルール教育など教育現場との連携、新たな「ブラックバイト」問題への取り組み、福祉分野との連携など、ブラック企業のない社会を実現するための様々な活動についてお話しいただきます。
※記載の時間はあくまでも目安です。
<参加のお申込に関して>
必ずお読みの上お申込み下さい。
・どなたでもご参加できます。
・お申込は、こちらから参加申込書をダウンロードして03-3258-6790までFAXをお願いします。特に書式・用紙に決まりはありませんので、任意の用紙に参加希望の旨やお名前、連絡先を記載したものの送付でも構いません
・(資料の準備の都合上)事前に(下記期日までに)必ずお申込下さい。
・申込期限は2015年2月25日(水)です。
※期日迄にお申込をされた方の分だけ資料をご用意します。事前にお申込なくお見えになられた場合は資料のご提供ができませんので、予めご承知おき下さい(その場合も規定の受講料は頂戴致します)。
直前に参加申込をキャンセルされても全く問題はございません(お取消料等の発生はありません)ので、事前のお申込を是非お願いします。
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