労働者の権利357号(権利白書)、358号(秋号)を発行しました
2024/11/1
「季刊・労働者の権利」357号(2024年労働者の権利白書)と、358号(2024年秋号)の発行をお知らせいたします。
権利白書(357号)は、この1年間の日本の労働者・労働組合が置かれた現状と課題について、当弁護団の会員が執筆しています。
最近は労働法制を変えようという動きがまた活発化しつつあるように思われます。9月に行われた自民党総裁選では「解雇規制の緩和」が政策争点の一つでした。
年は変われど決して減ることのない、そして多種多様化しつつある労働問題について、労働者側で活動する我が労働弁護団会員が解説、177頁の充実した内容となっています。
秋号の358号では、1.カスタマーハラスメント対策の法制化を求めて 2.レイバーノーツ大会2024の2つが特集です。
1は最近大きく注目されている「カスハラ」対策についてです。今年10月には東京都で全国初のカスタマーハラスメント防止条例が制定されました。長年「お客様は神様です」という概念に縛られ疲弊したサービス業前線を救済する各取り組みについて取り上げています。
2は2年に一度、アメリカのシカゴで開催されている様々な労働組合の交流の場でもある大会の報告です。大国アメリカにおける労働運動について、現地参加をした労働弁護団会員並びに労働組合の方々による報告です。
ほか、世間の注目を浴びた労働事件の報告など今後もまた非常に読み応えのある内容です(125頁)。
両号の目次を下記に掲載しましたので、是非ご購読下さい。
年間定期購読(年5冊、5,000円)のお申込受付中です
(基本は年間定期購読ですが)まずはどんなものか、ということで1冊からでも大歓迎です。ご興味のある方、是非(1冊からでも)お求め下さい。
なお、357号(権利白書)は単体では2,000円です。358号は1,000円です(送料別)。
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