日本労働弁護団総会プレ企画のご案内

2023/10/10

11月10日(金)~11日(土)の 第67回全国総会 に先立って、プレ企画を2つ開催します(下記参照)。

参加資格は労働弁護士に限らず、どなたでもOKです。

それぞれ、直ぐに実務に活かせる企画となっていますので、特に労働組合の方などはぜひご参加ください。
いずれもオンライン(Zoom)開催のみとなり、会場開催はありません。参加費無料ですが事前申込をそれぞれ開催日の2日前の正午までにお願いします。詳細は下記をご覧下さい。

 

 ◇プレ企画① ハラスメント労災の闘い方
【日時】 10月30日(月)15時~17時@Zoom

【講師】 佐藤真奈美、八木大和、笠置裕亮(いずれも労働弁護団会員弁護士)

【概要】
近年、ハラスメントの相談件数が最多である中、精神疾患になってしまった方からの相談も少なくありません。

そこで、本企画では、

第1部として、佐藤、八木会員から、パワハラ労災で逆転裁決を獲得した事案の事例報告をいただくとともに、

第2部として、講師3名により、パワハラの絡む労災事案における方針決定や聞き取りの留意点、主張立証の工夫などについて、実践的なパネルディスカッション形式でお話いただきます。

パワハラ労災について、他でも聞けない実践的な内容を聞くことができますので、ぜひご参加ください。

 ◇プレ企画② 配転命令事件の闘い方-仮処分を中心に
【日時】 11月6日(月)15時~17時@Zoom

【講師】 竹村和也会員、東大阪医療センター事件・弁護団

【概要】 配転事件で仮処分?

「ハードル高いと聞くし、あまり経験もないし、早い解決を目指すならば労働審判の方がよいのでは…?」と、知らぬ間に仮処分を選択肢から外してしまっていないでしょうか。

本プレ企画は、そんな認識を打破し、配転事件で仮処分は十分活用できるということを、講義とケーススタディーを通して知っていただく企画です。

第1部では、講師から、配転事件における仮処分の使い方の基礎をご講義いただきます。

第2部では、幾つかの好例を取り上げてケーススタディーを行います。

特に、就労請求権を正面から認めた東大阪医療センター仮処分事件については、実際に事件を担当した弁護団からのご報告もいただけることになっております。

ぜひ奮ってご参加ください。