季刊紙 労働者の権利: 262号(10月発行)
262号(2005年10月発行)
巻頭言
憲法9条を護りきろう 木澤 進
特集 あるべき労働法制を考える
〔1〕 在り方研批判
・労働契約法制の「在り方研」報告 批判 総論-解題を兼ねて 鴨田 哲郎
・労使委員会制度について 宮里 邦雄
・就業規則について 井上 幸夫
・雇用継続型契約変更制度について 小林 譲二
・解雇無効の場合における使用者申立の金銭解決制度 古川 景一
・有期労働契約について 中村 和雄
・「労働時間法制の見直しとの関連」について 堀 浩介
・労働条件変更と労働契約終了を巡る総合的検討と批判 古川 景一
資料
1 今後の労働契約法制の在り方に関する研究会報告書(抜粋)
2 「中間とりまとめ」に対する見解(その2) 日本労働弁護団
3 「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」報告に対する見解 日本労働弁護団
〔2〕 労働時間法制
・労働時間法制の動向と課題 盛 誠吾
・いま、なぜ適用除外拡大なのか
解題「労働時間法検討にあたっての意見」 小川 英郎
・労働時間封建等にあたっての意見
-労働時間規制を放棄する適用除外拡大に反対する- 日本労働弁護団
資料
4 ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言 (社)日本経済団体連合会
権利闘争の焦点
・4.28処分取消・無効確認訴訟 東京高裁で逆転勝訴 伊東 良徳
・ジャージ高木乳業事件
-会社解散による解雇について代表者個人への賠償責任が認められた例- 岩淵 正明
・智香寺学園(正智深谷高校)・物件提出命令申立事件
-制度導入の趣旨を損なう中労委不当決定- 野本 夏生
・湘南工科大学懲戒解雇事件 斉藤 豊
・教職員に対する思想良心の侵害を許さない
-「服務事故再発防止研修」命令執行停止申立事件の紹介- 澤藤統一郎
・労働組合のビラへの名誉毀損損害賠償請求事件で連続勝訴判決
-AIGスター生命事件- 笹山 尚人
書評
ロナルド・ドーア著 中公新書
「働くということ-グローバル化と労働の新しい意味-」 大塚 達生
資料
労働契約法の審議にあたっての意見 日本労働弁護団