284号 (2010年4月発行)
季刊・労働者の権利284号目次
巻頭言
宮崎における労働事件の状況 成見幸子
特集 第22回労働法講座
・第1講座 労働者性判断を巡る諸問題と課題 古川景一
・第2講座 企業組織再編-現在の到達点と今後の課題- 山内一浩
・第3講座 改正労基法のポイント 佐藤正知
論考
個人請負型就業者に関する研究会報告書について 河村 学
先行二編決は判例法理としての価値を有しない
派遣事件の誤判を乗り超える論理-偽装派遣の法理- 上条貞夫
シンポジウム「外国人研修・技能実習制度から見た労働契約法制」
-中国・韓国、日本の弁護士、学者、NGOの連携に向けて-報告 指宿昭一
権利闘争の焦点
・うつ病による自殺の労災認定-静岡・大東町立土方小学校事件判例の意義と課題- 岡村親宜
・教育公務員の『条件附採用』とは何か?-大阪市教委事件の提起した新たな問題- 在間秀和
・かじみつ福祉労働組合の闘い 板淵 力
・社会保険庁解体と職員の分限免職処分に伴う審査請求と今後の展望 渡辺輝人
・同居親族の労働者性-甲府地裁平成22年1月12日判決- 関本立美
書評
堤 未果著『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』 本田伊孝
資料
日本労働弁護団
労働者派遣法の早期抜本改正を求める意見書
労働者派遣法の抜本改正を求める労働弁護団アピール