第115回(2018年5月)
2018/5/6
※参加対象者は原則、労働弁護団会員弁護士、労働組合、労働法学者の方です。ご了承下さい。
<第115回労働判例研究会のご案内>
◆日時:2018年5月14日(月)18時~20時
◆会場:連合会館4階401会議室
◆報告者・報告判例
1.新村 響子 弁護士(日本労働弁護団事務局次長・常任幹事)
○航空自衛隊自衛官(セクハラ)事件・東京高判平29.4.12労働判例1162号9頁
~航空自衛隊の非常勤隊員として採用されていた原告が、上官であった被告からセクハラ行為を継続的に受け、これによりPTSDを発症するなど心身に不調を来したとして損害賠償請求が認められた事例~
2.江夏 大樹 弁護士(日本労働弁護団会員)
○イビケン(旧イビデン建装)元従業員ほか事件・最判平成30.2.15裁判所ウェブサイト
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=87458
~親会社が,自社及び子会社等のグループ会社における法令遵守体制を整備し,法令等の遵守に関する相談窓口を設け,現に相談への対応を行っていた場合において,親会社が子会社の従業員による相談の申出の際に求められた対応をしなかったことをもって,信義則上の義務違反があったとはいえないとされた事例~
◆主催:日本労働弁護団
◆後援:NPO法人働く文化ネット