12・7日比谷野音集会アピール
2017/12/7
12月7日(木)の日比谷野音集会「8時間働けば誰でも暮らせる社会を!~働き方改革ってなんだろう?~」で採択された「集会アピール」を掲載します。ぜひSNSなどで広めてください!
1 「8時間働けば誰でも暮らせる社会」を目指そう!
○過労死・過労自死のない社会
○仕事の後、家族や友人と過ごしたり、地域の活動に参加したりするなど、労働者の生活時間が確保された社会
○残業をした場合にはきちんと残業代が支払われる社会
○非正規労働者が雇い止めの不安なく働ける社会
○非正規労働者でも8時間働けばふつうに生活ができる社会
○男女の賃金格差のない社会
○いじめ・嫌がらせやハラスメントのない社会
○性別・セクシャリティー・国籍・障害・年齢などによって差別されない社会
○解雇の不安なく安心して働き続けられる社会
2 本当に必要な「働き方改革」
○1日の労働時間の上限規制を導入しよう!
○勤務終了から次の勤務開始までの休息時間(勤務間インターバル)制度を導入しよう!
○すべての労働者の労働時間の把握と記録を罰則付きで使用者に義務付けよう!
○非正規雇用そのものを制限する入口規制を導入しよう!
○非正規労働者の正社員化・無期転換を促進しよう!
○正規と非正規との間の雇用形態の違いによる不利益な取扱いを禁止しよう!
○最低賃金を1,500円に引き上げよう!
○「雇用によらない働き方」を規制しよう!
○差別やいじめ・嫌がらせ・ハラスメントを禁止する法律を作ろう!
○ワークルール教育を推進する法律を作ろう!
<参考文献> さらに詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
(1) 安倍政権の「働き方改革」の問題点について
○日本労働弁護団「『働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案要綱』(働き方改革推進法案要綱)に対する意見書」(2017.11.9)
https://roudou-bengodan.org/proposal/20171109/
(2) 労働時間の上限規制・勤務間インターバル制度の導入、労働時間管理の義務付けについて
○日本労働弁護団「あるべき労働時間法制の骨格[第一次試案]」(2014.11.28)
https://roudou-bengodan.org/proposal/post_76/
○野党4党(民進・共産・自由・社民)「長時間労働規制法案」(労働基準法の一部を改正する法律案)(2016.11.15)
https://www.minshin.or.jp/article/110356
(3) 非正規雇用の入口規制と不利益取扱い禁止について
○日本労働弁護団「非正規雇用の『入口規制』と『不利益取扱い禁止』に関する立法提言骨子案」(2016.10.7)
https://roudou-bengodan.org/proposal/post_93/
(4) 「雇用によらない働き方」の問題点について
○日本労働弁護団『季刊・労働者の権利』317号(2016年10月発行)「特集 ライドシェア問題」(定価:1000円)
https://roudou-bengodan.org/quarterly_newspaper/317/
○菅俊治(日本労働弁護団常任幹事)「プラットフォームビジネスに潜むリスク 仕事の請負・細切れ化のキケン」情報労連Report(2017年11月号)
http://ictj-report.joho.or.jp/1711/sp03.html
(5) ワークルール教育の推進について
○日本労働弁護団「ワークルール教育の推進に関する法律(第1次案)Ver.2」(2016.2.5)
https://roudou-bengodan.org/proposal/1ver/
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