季刊紙 労働者の権利: 259号(4月発行)

259号(2005年4月発行) 

巻頭言
 地方「労働弁護士」雑感 海道宏実

特集 第17回労働法講座
 第1講座 多様化する労働紛争の解決法  君和田伸仁
 第2講座 団体交渉・労働協約の法理と実務  宮里邦雄
 第3講座 長時間労働・違法残業撲滅の取り組み  下川和男

特別資料
 今後の労働契約法制の在り方に関する研究会中間取りまとめ

権利闘争の焦点
 ・裁判官らの”非常識の証明” -国民生活金融公庫事件・高裁判決批判-  松井繁明
 ・日野市「君が代」ピアノ伴奏強要事件について  吉峯啓晴
 ・山田紡績整理解雇事件名古屋地裁判決-105名の整理解雇無効-  古川景一
 ・横浜地裁第7民事部(労働集中部)の判決動向と問題点   三嶋 健
 ・苦節30年トナミ運輸に賠償判決-内部告発の正当性と報復の違法性を認定-  山田 博
 ・岡谷鋼機女性差別事件・名古屋地裁不当判決  渥美玲子
 ・国家公務員の給与遡及減額措置を容認した東京地裁(2004年10月21日)判決の不当性  佐久間大輔
 ・タクシー運賃ダンピング認可通達に対する国家賠償請求事件(2005年1月21日東京地裁に提訴)  只野 靖
 ・日本レストランシステム事件-遠隔地配転及び異職種出向無効を明示した画期的判決  大前 治・中森俊久

論説
 労働組合法、同施行令及び労働委員会規則の主要な改正点  野本夏生

日本労働弁護団資料
 1 雇用均等政策に関する審議にあたっての意見
 2 「不正競争防止法の見直しの方向性について」に対する意見
 3 「時短」の旗を降ろす時短促進法改正に反対する意見書
 4 サマータイム法案の上程に反対する意見
 5 社会保険労務士法改正に対する意見