季刊紙 労働者の権利: 228号(1月発行)
228号(1999年1月発行)
巻頭言
私のとっての労働事件 井上幸夫 1
あいさつ
会長に就任させていただいて 山本 博 2
退任にあたってのメッセージ 佐伯静治 4
特集 派遣法・職安法
派遣法改正の論点 5
派遣労働者労働の実態と派遣法「改正」の課題 11
雇用法制研究会報告『今後の労働市場法制の在り方』 17
権利闘争の焦点
中途失明とのたたかい 日本ユニシスの郡さん、ハンディを乗り越えて職場復帰へ 25
透析タクシー運転手解雇事件 28
協成建設工業・自殺過労死事件 31
図書販売会社管理職の脳出血と労災補償 教育図書出版事件判決までの15年 36
パソコン作業による眼精疲労に業務上認定 42
海外留学費用返還請求は労基法16条違反 新日本證券事件/東京地裁判決 46
全日空有休剥奪裁判 52
元職場への就労請求認められる 斉宮会・介護職①配転事件 60
甲府商工会議所・特退金事件 64
芝信金昇格・昇進差別事件の判決内容と意義 68
第2回『日本労働弁護団』受賞のことば
電通過労自殺事件をめぐって 藤本 正 73
海外労働情報
ヨーロッパの時短運動の現状 76
21世紀に向けて 資本は勝手に動いてよいわけではない GMフリント54日間のストライキの意義 82
『契約労働』を巡るILOの動向と日本政府の対応 89
新たなILO基本条約実施促進システムの成立とその意義 92
書評
書評・野村正實著『雇用不安』 97
書評・自由法曹団著『憲法判例をつくる』 98
書評・市川俊司著『働く人の倒産対策』 99
随想
東京東部に下町ユニオンが誕生 100
夏時間なんていらない 102