北海道ブロック集会のお知らせ

2016/1/17

日本労働弁護団北海道ブロック(主催)で、下記とおり市民集会を行います。 「アベノミクスと労働者の貧困~正規労働はなぜ拡大したのか?」

案内チラシはこちら→20160203北海道集会チラシ.pdf


日 時:2016年2月3日(水)午後6時30分~(開場午後6時)
場 所:北海道自治労会館 3階中ホール(札幌市北区北6条西7丁目5-3)
資料代:500円

 「アベノミクス」と呼ばれる安倍政権下における経済成長政策は、「世界で一番企業活躍しやすい国」を目指すものとされましたが、その結果もたらされたのは、労働者の4割以上が非正規労働者となり、低賃金に喘いでいる現実です。
 ここまで非正規労働が拡大したのは、当初から意図された結果なのか、それにより、誰がどのように利益を得たのか、今の経済成長政策が続くことで、この先労働者を取り巻く環境はどのように変わっていくのか、これらの問題について、経済政策という大きな視点から考えることは、一連の労働規制改悪に対抗していく上でも極めて有益です。
 そこで、北海道大学名誉教授で、「経済学を学ぶ会」を主宰され、経済の問題に限らず、憲法や平和の問題、様々な社会問題をテーマに取り上げ、精力的に活動をされている唐渡興宣(からと・おきのり)氏を講師にお迎えし、これらの問題について考える集会を企画しました。多くの方々のご参加をお待ちしています。

講師:唐渡興宣(からと・おきのり)氏
1943年香川県高松市生まれ。一橋大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士程単位取得退学。北海道大学経済学部教授、大学大学院経済学研究科科長・学部長を歴任し、現在北海道大学名誉教授。『世界場恐慌論』(新評論社)、資本の力と国家の理論』(青木書店)他、著書多数。