季刊紙 労働者の権利: 227号(10月発行)

227号(1998年10月発行)

巻頭言
 倒産・リストラ110番から思うこと 高橋敬幸 1

特集「国労東京地裁判決の問題点と今後のたたかい」
 労働委員会命令と司法審査のあり方 2
 〈北海道国労弁護団〉『正義』はどこにいったのか 7
 〈北海道国労弁護団〉真実に盲目なるものは、真実に最も遠いものである。 11
 国労闘争団は不当判決を乗り越え立ち上がる 19
 資料①判決に対する国労、弁護団、支援共闘会議の声明 24
 資料②判決に対する中労委労働者委員の談話 25

権利闘争の焦点
 会社代表者個人も、被解雇労働者に対し、賃金相当額の損害金を支払わなければならない 全大阪金属(有)井上精機解雇事件 26
 国労新幹線バッジ不当労働行為事件最高裁判決について 28
 男女差別定年制事件 (財)大阪市交通局協力会・山根事件 33
 川崎製鉄過労自殺事件の報告 38
 68歳警備員の脳梗塞死と労災認定  富士保安警備事件裁決の意義 43
 JR貨物警備員賃金請求事件東京地裁判決 49
 西日本JRバス年休事件高裁判決確定 54
 テンプスタッフ派遣労働者9万人登録情報流出事件 58

書評
書評・川人 博著『過労自殺』 62
書評・萬井隆令著『労働契約締結の法理』 63

海外の労働事情
 かつてない経済不況化の韓国 65

論説
 過労死の労災認定と裁判官協議 70
 先取特権はもっともっと使える 81

資料
 労働基準法の一部を改正する法律案に対する附帯決議
  衆議院 87
  参議院 87